梅村みずほ、参院選出馬の舞台裏を語る――「日本人ファースト」の理念に惹かれ参政党へ

梅村みずほ、賛成党入党の真意──「日本人ファースト」で挑む参院選 最新ニュース
梅村みずほ、賛成党入党の真意──「日本人ファースト」で挑む参院選

参議院議員の梅村みずほ氏は、2022年6月30日に開催された記者会見で、参政党への入党と夏の参議院選挙への挑戦を表明した。長年所属した日本維新の会を離党後、大阪での再挑戦を模索する中で、自民党や国民民主党への公認申請も行ったことを率直に語り、最終的に参政党を選んだ理由を「日本人ファースト」の理念への共感と説明した。

梅村氏は、日本維新の会を離党後、「なんとか大阪府民の皆さんに私の6年間はどうだったのかという審判を仰ぐ機会をいただきたいと道を模索していた」と述べた。その過程で、「自民党に公認申請したのではないか、国民民主党に行こうとしたのではないか、これ事実だ」と明かした。しかし、自民党からは「様々な意見があった」として公認を得られず、国民民主党とは「組織としての話に行かなかった」という。

最終的に参政党を選んだ理由について、梅村氏は「私の力を役立させて頂くことができる政党なのではないかと思っていたからだ」と語った。特に、「私がこれまで訴えてきたことと幸せが高い」と強調し、外国人との共生問題における参政党の立場に深く共感した点を挙げた。「別に外国人の方を排除しようとしているのではないと。ルールを守って秩序を保って来てくださる外国人の方はウェルカムなんだけども、その比率も大事であるっていうこと。どういう風にこの国の中で社会の構成員として付き合っていくのかっていうことを考えていかなくてはならないのではないかという問いかけ。これは私が賛成党に惹かれた最も大きな要因である」と述べた。

また、国民負担率の高さについても言及し、「一生懸命働いて働いて働いても半分自分のお財布に入らないというのは働きがいを奪われてしまう」と指摘した。その上で、「何としても国民の皆さんの負担を下げていきたい」という思いが参政党の政策と合致したと説明した。

参政党が「カルト、マルチ、陰謀論政党だとかってよく言われている」という指摘に対しては、「現職である私が入ることで、さらに参政党の政策であるとか、主に政策だが、運営に関してもより一層のファクトとロジックを持ってその政策の正当性を裏付けていくというのが私の担うべき役割ではないかと思っている」と反論した。また、入党手続きが非常にしっかりしていたことにも触れ、「宗教あのなんか入ってますかみたいな項目がある」と述べ、透明性を評価した。

梅村氏は、自身の政治信念について「政党というのは100点満点ではなく、どこまで同じ心でいけるか。そのどこまでというのが私は合わせられるというのが参政党であり、自民党であり、国民民主党であったということだ」と語った。

参政党の「日本人ファースト」というキャッチコピーが「差別は差別という風に叩かれている」ことについては、「私たちは別に排外主義でもなければ外国人を追い出そうということでもなく、ただ国民が今日本で生活していくにあたって、いろんな不満や不安を抱えているということだ」と説明した。そして、このキャッチコピーが多くの人々の「胸に刺さっている」と感じていると述べた。

梅村氏は、参議院議員としての職務を全うするため、7月3日に予定していた訪米を中止し、今回の参院選に臨むことを決意した。「全国比例区であれば大阪府民の皆様にも名前を書いていただける。また大阪府民でなくともあなたを応援しているという方も全国からお声もいただいていたので、そういった方々にも梅村みずほの名前を書いていただけると」と考え、出馬を決めたという。

梅村みずほ氏の参政党への入党と参院選出馬は、日本の政治に新たな波紋を広げるだろう。彼女が語る「日本人ファースト」の理念と、国民負担軽減への強い意志は、有権者にどのように響くのだろうか。そして、既存政党とは異なるアプローチで支持を広げる参政党は、この夏の参院選で躍進を遂げられるだろうか。彼女の挑戦が、日本の未来にどのような影響を与えるのか、注目したい。

[引用元]【LIVE】梅村みずほ参政党入党並びに出馬記者会見ライブ配信!6月30日(月)11:00~(https://www.youtube.com/watch?v=vpG0yj1TL1A

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