ジャーナリストの須田慎一郎氏は、2023年7月1日に衆議院第2議員会館地下の会議室で開催された記者会見の内容を基に、埼玉県川口市を中心に発生しているクルド人関連のトラブルと、それに対する埼玉県警の不作為な対応について報告した。大手メディアの報道不足にも触れ、法治国家としての日本のあり方に疑問を投げかけている。
メディアが報じない「不都合な真実」
2023年7月1日、衆議院第2議員会館地下の会議室で、埼玉県川口市内で発生した外国人強制地域課題、特にクルド人とのトラブルに関する記者会見が行われた。しかし、この重要な会見が大手メディアによってほとんど報じられていない状況が明らかになった。
須田氏は、記者会見で「あれだけですね、熱心に質問されていた東京新聞の記者さんなんですけれども、7月2日付けの新聞には1行行記事が載っていないと」指摘した。さらに、全国紙各紙を調査した結果、「全ての新聞が取り扱ってませんね」と述べ、産経新聞のデジタル版では記事が掲載されたものの、紙面には載っていない状況であると補足した。
この状況について須田氏は、「新聞だけを読んでおられる方はですねそういった記者会見が行われたということをですね、全く認識していないという状況になってるんではないかな」と、情報が国民に届いていない現状に警鐘を鳴らした。
警察署敷地内での「監禁」トラブルと未受理の刑事告訴
記者会見の背景には、6月2日に川口市内で発生したクルド人とのトラブルがあった。須田氏は、「監禁され取り囲まれるという状況が武南警察署というね、警察署の敷地内駐事所で起こった」と述べ、この事態がネット上で大きな話題となったことを強調した。
このトラブルを巡って刑事告訴が行われたが、須田氏によれば、現時点では「まだ受理はされていない」という。警察署に逃げ込んだ当事者たちが、クルド人関係者からどういった扱いを受けたかについて、ドライブレコーダーの動画が一部公表されており、須田氏はその内容を見て、「監禁脅迫というところに当たる可能性が高いんではないのか」と述べた。にもかかわらず、「埼玉県警まだ受理してない」状況であり、この「及び腰」な対応が大きな問題であると指摘した。
埼玉県警の「及び腰」対応の謎
川口市エリアでは、クルド人との間で「頻繁に度々発生している」地域住民との摩擦が報告されている。しかし、地域住民が被害を訴えても、「警察は取り扱ってくれない、取り合ってくれないという状況がこれまで続いている」という。
須田氏は、「こういった状況まで物事がエスカレートする前に、地元の警察がなぜ、そういったトラブルの間に割って入って解決していく取り組み、試みを全くやってこなかったのかというところが非常に大きな謎なんですよ」と、警察の不作為に対する疑問を投げかけた。
刑事告訴が受理されるかどうかも不透明な状況であり、記者会見に出席した埼玉県議は、「受理されなかったとしてもですね、これは検察の方にも話を持っていく」と、法に基づいた解決への強い意向を示している。
須田氏は、犯罪行為が認知されている状況であれば、「警察はその犯罪行為を立憲する必要が、あるいは捜査をする必要が、義務があるんじゃないのかなと」と述べ、警察の義務を強調した。しかし、「全く動かない埼玉県警というに言ってもいいんではないかなと。そうするとその背景に一体何があるのか」と、その背景に特別な意図や思惑、あるいは働きかけがある可能性を示唆した。
法治国家日本のあり方への疑問
警察が動かないことで、「一般市民が恐怖を感じて、あるいは脅威を感じて警察に逃げ込んでも全く保護されない、全く取り合ってもらえないという状況が果たしてこの法国会日本でね、あっていいんだろうか」と、須田氏は日本の法治国家としてのあり方に深刻な疑問を呈した。
この問題は、単なる地域住民と外国籍住民とのトラブルに留まらず、日本の法秩序、警察の役割、そしてメディアの報道姿勢、さらには政治的な背景が複雑に絡み合ったものであると認識される。須田氏は、「あの動画を見る限り明らかに犯罪行為と募行為が起こっていながらですよ、警察が全く動いていない。その背景に何が一体あったのか、どういう意図が働いているのかというところはですね、是非解明していかなきゃならない」と、今後の徹底した取材と情報公開の必要性を訴えた。
埼玉県警がクルド人問題に「及び腰」である根本的な理由は未だ不明である。犯罪行為が疑われる状況下で警察が動かないという現状は、市民の安全と法秩序に対する深刻な懸念を提起している。この問題の背景に何らかの「意図」や「働きかけ」が存在するのか、今後の調査と解明が待たれるだろう。
「クルド人問題」なぜ埼玉県警は動かない?外国人労働利権を守る議員の存在も?大手マスコミが報じない外国人問題の闇を徹底調査!
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