参議院議員の浜田聡氏は、自身のYouTube動画で、来る7月3日からの参議院議員選挙において、NHK党が「日本のトランプと打ち出していきたい」というキャッチコピーを掲げることを発表した。また、兵庫選挙区の最新情勢にも言及し、自民党内で動揺が広がっている現状を解説している。
「日本のトランプ」戦略の真意
NHK党が今回の参院選で掲げる「日本のトランプ」というキャッチコピーについて、浜田氏は「これにはま色々と深い意味があったりする」と語る。特に、ドナルド・トランプ氏を擁する米共和党の思想的背景に言及し、トランプ派(MAGA)の特徴である「ナショナリズム反移民」という点が、NHK党の掲げる不法移民排除の政策と共通すると指摘した。立花孝志氏が「不法移民を排除というのはありますのでこれは共通するかな」と述べているように、不法移民問題対策を重要課題の一つとして位置づけていることを示唆する。
また、共和党の「キリスト教保守派」の存在も、浜田氏は重要視している。マイク・ペンス氏を代表人物として挙げ、「宗教的価値観え反絶同痕反対などを重視し選挙同員引力も大きい」と説明する。トランプ氏が大統領時代に「新教の自由を守ろうという演説をしたり」、「世界各国で宗教弾圧をしているところをピックアップして、関税という形でえ与える可能性もあります」といった政策に力を入れていたことに触れ、これが日本における旧統一教会への解散命令請求問題にもつながる可能性があると指摘した。浜田氏は、立花氏がこの解散命令請求に対して「かなりね批判をされておられて」、「刑事罰を受けていないにも関わらず岸田さんが無理やり解釈変更して解散命令請求をできるようにした」と批判していることを紹介。旧統一教会問題が、マスコミによる「いじめ」の側面も持つと主張し、「日本のトランプ」というキャッチコピーには、こういった宗教的自由や保守層の取り込みといった意味合いも隠されているのではないか、と見解を述べた。
兵庫選挙区の情勢と自民党の動揺
浜田氏は、さしる日氏のYouTube動画を引用し、兵庫選挙区の最新情勢を詳しく解説した。注目すべき点として、「自民党の情勢調査っていうのがまあってですね、これによるとま当選圏内に入っているということらしい」と述べ、自民党がNHK党の勢いに危機感を抱いている現状を明らかにした。
具体的な情勢としては、「1位が泉さんでえ2位が高橋三尾さん公明党ですね。で3位がえ立花さんということみたいだ」と、立花孝志氏が当選圏内に入っていることを指摘した。
兵庫県三木市長選挙では立花氏が落選したものの、「前回の参議院選挙ではですね三木市のNHK等の特票数は600票だったためえ今回7倍にま伸びた」と、票数を大きく伸ばしていることを強調。また、「記述前投票が約1.5倍に増加しており」、立花氏のインターネットを活用した選挙活動の影響が指摘されているという。
さらに、今回の兵庫選挙区は「乱立状態で当選ラインが下がる見込み」であり、「35万票程度で当選可能性あり」と、立花氏にとって有利な状況であるとの分析を示した。
激戦区としての兵庫と今後の展望
「立花氏の支持率が7%程度に上昇している」とされており、自民党内の混乱分裂や、斎藤知事と副知事の対立といった状況も相まって、「立花氏が保守表の受け皿となる可能性を示唆」しているという。
浜田氏は、今回の兵庫選挙区が「今回最も注目される選挙に」なるとの見方を示し、他にも参政党や日本維新の会が苦戦している状況や、東京選挙区を含め「波乱組みの選挙戦である」と予測した。
自身が再選できた場合には、保守的な勢力との協力も視野に入れていると語る浜田氏。今回の参院選が、日本政治の再編のきっかけとなるかもしれない。
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