日本保守党代表・百田尚樹が語る!参院選出馬の覚悟と「壊れかけた日本」を救う3本の柱

本保守党代表・百田尚樹が語る!参院選出馬の覚悟と「壊れかけた日本」を救う3本の柱 最新ニュース
本保守党代表・百田尚樹が語る!参院選出馬の覚悟と「壊れかけた日本」を救う3本の柱

日本保守党代表の百田尚樹氏が、来たる参院選への出馬決意と、日本が直面する危機について語った。自身の体調不良を押してまで立候補した理由を明かし、現政権を厳しく批判。日本保守党が掲げる「減税」「再エネ反対」「移民政策廃止」の3つの重点政策について、その具体的な内容と、日本を「壊れかけてる」現状から救うための具体的なビジョンを提示した。

政治家への転身と「壊れかけた日本」への危機感

日本保守党代表の百田尚樹氏は、自身の人生で「政治家なんかもうあんなもんはまともな人間やるもんじゃない」と常々思っていたという。しかし、21世紀に入り、特にこの10年で日本が「壊れかけてる感じします」と強い危機感を抱くようになったと語る。来年70歳を迎える自身の人生で「こんなひどい状況の日本見るのは初めて」と述べ、2年前に党を立ち上げたが、それでも状況は改善せず、「石破政権になってからさらにひどくなってますね」と、現政権を痛烈に批判した。

自民党の現状評価を問われると、「0点」と断言し、「プラス要素が何かあるか」と問いかけた。参院選の投票率の低さや、有権者が「この一票で日本を決めるんだとという、そういう強い意識」を持っているか疑問を呈し、タレント票や組織票が多い現状を憂いた。しかし、「ここへ来てやっぱり多くの人が今のままではダメだという気を持ってるとは思います」と、そうした人々の受け皿になることを期待した。

自身の体調については、今年5月に新たな「がん」が見つかったことを明かした。しかし、差し迫った状況ではないため、選挙が終わってから入院・手術する予定だと語り、「なんとか持てるだろうと」と立候補への覚悟を示した。夏の選挙戦は体力勝負だと認識し、「この暑さの中でこんだけ登ったら癌の前に死ぬかなと」と冗談めかしつつも、日本のために戦い抜く覚悟を表明した。

日本保守党の3本柱:減税、再エネ反対、移民政策廃止

日本保守党が今回の参院選で国民に訴える主要な政策として、百田氏は「減税」「行きた再炎を是正したい(再生可能エネルギー推進政策の是正)」「もう法な移民政策もこれももう大幅に是正したい」の3つを挙げた。

減税:食品の消費税ゼロへ

減税については、消費税を将来的には「どんどん下げたい」としつつ、まずは「食に限ってはお酒も含めてゼロにしたいと」と訴える。食品は「生きていく上で絶対必要なもん」であり、これに税金をかけることは「生存税」に等しいと批判した。「こんな馬鹿な話どこにあるかと私は思います」と、現在の消費税のあり方に疑問を呈した。

再生可能エネルギー政策の是正:不安定な電力と「電気税」

再生可能エネルギーについては、「ものすごい不安定で効率の悪い電力」だと指摘。太陽光発電のように天候に左右される電源は、「余分な供給は全く無意味になって無駄にしてることになります」と述べ、電力の安定供給には「バックアップ電源が必要になってくる」と主張した。再エネ比率が増えれば増えるほど電気代が上がるとして、過去10年間で家庭用電気代が倍増し、さらに「再エネ賦課金というね、私にしたら電気税」が年間2兆円も徴収されている現状を問題視した。この賦課金の約6割が「回り回って中国に流れてる」と指摘し、日本経済への悪影響を懸念する。

特に産業用電気代の高騰は、「国際競争に勝てなくなる」と警鐘を鳴らす。かつてエネルギー枯渇が戦争の原因になった歴史を振り返り、「80何年前の教訓を今の政治家は全く忘れてる」と批判した。安定的な電力供給のためには、「今止めてる原発は再稼働すべきだと思ってます」と、原子力発電への賛成を明確にした。

移民政策の廃止:「経済侵略」と「文化の崩壊」

移民政策については、「多くの日本人が体感的に非常に感じている」問題だと語る。現在約300万人の外国人が日本に滞在し、毎年30万~40万人ずつ増加している現状に対し、このペースが続けば10年後には「600万なりますよね。これ人口の体5%ぐらいあります」と述べ、「日本文化の危機やと思ってます」と強い懸念を示した。

移民問題は大きく2つあるとし、1つは「超富裕層の中国人」による「一種の経済侵略」だという。東京のマンション価格が高騰しているのは、中国の富裕層が日本の不動産を「投機物件に扱ってる」ためだと指摘。「普通の日本人が絶対に手が出ないんですよもう都市部のマンションに」と現状を憂い、日本政府や東京都が「何の手も売ってません」と無策であることを批判した。これはやがて大阪や名古屋にも波及すると警鐘を鳴らす。

もう1つは「出稼ぎ労働者」の問題だ。政府が少子化による労働力不足を理由に外国人労働者の受け入れを推進していることに対し、百田氏は「人為的に労働力不足を作ってるんです」と批判する。安倍政権時代の「働き方改革」で残業時間が制限されたことにより、多くの企業が人手不足に陥り、「人入れないと」と、外国人労働者受け入れの背景を説明した。外国人労働者が日本人平均給与の約7割の低賃金で働くことで、「日本人の給料上がるはずなんです」と賃金が上がらない理由の一つだと指摘した。

さらに、一部の移民が「日本のルールなんか守らないよと。日本の文化なんかクソ」という精神で、「日本人相手に犯罪を犯す」ことで、「文化の崩壊だけでなく治安が非常に危うくなってます」と語った。こうした問題に対し、「外国人が自由に土地を変える、これをね法整備しないといけない」と、水資源地や安全保障上重要な土地が買われている現状への対策の必要性を訴えた。

百田尚樹氏の言葉からは、日本が直面する課題に対する強い危機感と、それを打破しようとする覚悟が伝わってくる。自身の体調も顧みず、政治の最前線に立つ決意は、彼の日本への深い憂慮と愛情の表れに他ならないだろう。はたして、百田氏が掲げる「減税」「再エネ反対」「移民政策廃止」の3本柱は、有権者の心に響き、日本を「壊れかけた」現状から救うことができるだろうか――。彼の挑戦が、日本政治に新たな風を吹き込むことを期待したい。

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