タレントのフィフィ氏が、YouTubeチャンネル「フィフィチャンネル」で、韓国で相次ぐ日本を標的としたテロ行為と、韓国政府による歴史の歪曲、そしてそれに対する日本政府の「激甘」な対応について語る。ソウルの日本国際交流基金ソウル文化センターへの放火未遂事件や、日本大使館へのトラック突入、慰安婦像問題など、具体的な事例を挙げながら、韓国の「間違った歴史認識」が根底にあると指摘する。フィフィ氏は、日本政府が「韓国にペナルティを与えるくらい厳しい姿勢」で対応すべきだと強く訴えている。
「とんでもない」テロ行為──韓国で続く日本への攻撃
タレントのフィフィ氏は、韓国で発生した日本を標的としたテロ行為について言及した。最近の事例として、ソウルにある日本国際交流基金ソウル文化センターに60代の男性が火をつけようとした事件を挙げ、「こんな平和を目的とした施設を放火しようとしたんですから、もうとんでもない」と憤りをあらわにした。
フィフィ氏によると、このようなテロ行為は以前から度々起きてきた。2012年には60代の韓国人男性が竹島問題への抗議としてソウルの日本大使館の門にトラックで突入した事件が発生した。2017年には反日感情から韓国人のお坊さんが日本大使館前で自ら命を絶つという痛ましい事件も起きたという。さらに2019年には、78歳の韓国人男性が日本大使館前で車に火をつけ死亡する事件も発生し、この男性は「日本の統治時代に父親が強制労働させられたと主張」していた。これらの事件をきっかけに、韓国では徴用工問題や慰安婦問題を巡る反日感情が高まり、日本大使館前では抗議活動が頻繁に行われるようになったとフィフィ氏は語る。
「めちゃくちゃのでたらめ」──韓国の歪んだ歴史認識がテロを生む
フィフィ氏は、こうした抗議活動の根本的な問題として、「韓国側の間違った歴史認識をベースにしていること」を挙げた。韓国政府による「歴史の歪曲によって韓国の人たちに反日感情がすり込まれて、さらにはテロリストを生んでいる」と指摘し、「恐ろしいんです」と警鐘を鳴らす。
韓国の人々が「日本こそが歴史を歪曲しているとそう思い込んでいます」のは、韓国政府が「長年韓国の人たちに間違った歴史を教えてきた結果」だとし、「これこそが韓国政府による大きな罪」だと断罪する。その結果、「日本を根拠もなく恨み続けて、反日の呪縛から抜け出せずにいます」と、根深い問題であることを強調した。
また、韓国が日本に経済協力を求めてくる際に、「未来志向的になるべきだなんてことを言いますが、いつまでも歴史にこだわって日韓関係をこじらせているのは韓国」だとし、「しかもその歴史がめちゃくちゃの出たらめだから終わってるんです」と厳しく批判した。
国連での敗北──軍艦島問題で退けられた韓国の主張
フィフィ氏は、韓国の主張が国際社会で通用しなくなっている具体的な事例を挙げた。今月7日、ユネスコが軍艦島を含む明治日本の産業革命遺産について、韓国側が求めていた再検討の主張を退けたことを紹介した。韓国政府は「負の歴史の説明に関する日本の対応が不十分だとユネスコにしつこく訴えていた」が、21カ国の委員国による投票の結果、「日本側の主張が支持された」という。これは「韓国側の主張は世界に受け入れられなかった」ことを意味するとフィフィ氏は語る。
韓国が「戦中に朝鮮半島出身者が日本企業の元で強制労働させられていたと言い張っていますが、そんな嘘は通用しません。強制労働させられたという証拠がないですからね」と、韓国の主張には根拠がないことを改めて指摘した。「韓国もいい加減嘘が通用しないと諦めて素直に歴史的事実を受け止めたらいいのに」と、韓国の姿勢に疑問を投げかけた。
ドイツも迷惑──慰安婦像問題の国際的波紋
慰安婦問題がドイツにも波及し、トラブルを起こしている現状も紹介された。ドイツの首都ベルリンの公共の場所に慰安婦像が設置されており、ドイツはこれに強い嫌悪感を表明し、撤去に動いている。しかし、「これに韓国系の市民団体が反発している」ため、問題が長期化しているという。
「あまりにごねまくるもんですからドイツもさすがに切れました」とフィフィ氏は語り、今月10日、ドイツがこの韓国系市民団体に対し、9月末までに慰安婦像を撤去しなければ「しかるべき対応をする可能性」があると警告したことを明らかにした。ドイツ側は私有地への移設も提案しているにもかかわらず、「韓国系の市民団体が反対している」とし、「嫌がらせの域」だと非難する。
さらに、韓国側は新たにドイツ西部のボンにある博物館に慰安婦像を設置したという。設置の際に「慰安婦の伝統を継承していくなんてことを言っていましたが、もう伝統って何?何の伝統って思いますよね」と、フィフィ氏は韓国側の主張を疑問視する。
日本の「激甘」外交──国益と名誉が傷つけられても厳しい対応をしない政府
フィフィ氏は、一連の韓国の行為に対し、日本政府の対応が「弱い」と批判した。ボンでの慰安婦像設置の際も、「博物館所有の敷地内に事実上的に慰安婦像が設置されてしまいました」とし、日本側は「韓国政府が支援しているとポスターに書かれているのを問題視していましたが、もうそれ以上特にアクションを起こしてはいない」と指摘した。「これが今の日本の外交です。弱いですよね。というか、韓国に対して激甘です」と断言する。
「本来なら日本政府から韓国は歴史を歪曲している、だから韓国の主張は間違っていると強く言うべきなんです」と、日本政府の姿勢に問題があると訴える。このような「日頃から世界に発信してこなかったから韓国側のやりたい放題になる」と、現状の責任は日本政府にもあるとした。
フィフィ氏は、「日本の国益と名誉が傷つけられているのにも関わらず、韓国側に厳しい態度で対応しない日本政府にも大いに問題がある」と強く主張する。「相手にする必要がないという大人の対応は国際社会では通用しません。嘘も言ったもん勝ち」だとした。そして、「日本政府は韓国にペナルティを与えるくらい厳しい姿勢で韓国との間にある歴史問題に対応してほしい」と、日本政府に毅然とした対応を求めた。
フィフィ氏の言葉は、韓国による日本への一方的な歴史認識の押し付けと、それに対する日本政府の「激甘」な外交姿勢に対する強い憤りと危機感を表明している。相次ぐテロ行為や国際社会での歪曲された主張が退けられている現状は、韓国の孤立と、日本の外交力の弱さを示している。はたして、日本政府はフィフィ氏が求めるように、自国の国益と名誉を守るために、より「厳しい姿勢」で韓国との歴史問題に対応することができるだろうか。
タレント・フィフィが警鐘!韓国の反日テロ行為と歪曲された歴史認識、そして日本の「激甘」外交
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