日本保守党事務総長・有本香が川口市で訴える外国人問題──「悪いのは外国人じゃない、日本の政治家だ!」

日本保守党事務総長・有本香が川口市で訴える外国人問題──「悪いのは外国人じゃない、日本の政治家だ!」 最新ニュース
日本保守党事務総長・有本香が川口市で訴える外国人問題──「悪いのは外国人じゃない、日本の政治家だ!」

日本保守党事務総長の有本香氏が川口市での街頭演説で、同市で深刻化する外国人問題を訴えた。特に若い女性の体感治安の悪化を挙げ、「今のうちにな何とかしないとですね本当にヨーロッパの町で起きてるようなことがここ川口でもっと深刻に起きるようになる」と警鐘を鳴らした。その上で、「悪いのは外国人じゃなくてこういうわけのわからないことをやり始める政治家たちだ」と強調し、日本の入国管理政策の不備を厳しく批判した。

20代女性の7割が「治安が悪い」と実感する川口市

有本氏は、川口市における治安問題の深刻さを、具体的なアンケート結果を引用して訴えた。川口市民の「半分以上の人が川口は治安が良くないと感じている」とし、さらに「20代の女性に限定すると7割以上の方が治安が悪いと感じている」というデータを示した。これは、事件発生率といった数字には表れない「体感治安」の悪化であり、「とても深刻な話だ」と指摘した。

特に若い女性が「歩いていて変な男の人に声かけられたりとかね えそういうのはやっぱりちょっと気持ち悪いもんですよね」と、日常生活における恐怖感を代弁。コンビニ前でのたむろや、車でつけられるといった事例を挙げ、「70%の20代女性が治安が悪いと感じている」と、その切実さを語った。

問題の根源は「日本の政治」にある──無責任な政治家への怒り

有本氏は、川口市で起きている問題の根本原因は外国人にあるのではなく、「日本の政治が間違ってるんです」と断言した。「日本の政治が入国管理だとか、あるいは移民政策というものを間違って続けてきてるからこういうことになる」と、政府の政策の不備を厳しく批判した。

自民党の議員が選挙になると急に「違法外国人ゼロ」を掲げたり、「そのための組織を作りますなんて言い始めた」ことに対し、「こんなものはもう選挙のための単なる看板に過ぎないのは見えみえだ」と一蹴した。

さらに、川口選出の衆議院議員が、在留資格のない外国人の「国民健康保険に加入させてやってくれ」と要求していることに対し、「国民健康保険ってのは我々国民のための福祉のプランですよね。これに入ってもいいんだと。日本のルールを厳格に執行していればこんな話にならないんですよ」と強く非難した。

有本氏は、「こういう政治をぶっ壊さないと皆さんのところに安全も安心もたらされない」と訴え、「悪いのは外国人じゃなくてこういうわけのわからないことをやり始める政治家たちだ」と、現行の政治家たちの責任を追及した。

「日本人はみんなこの国を愛して」──有権者への呼びかけ

有本氏は、日本保守党は外国人排斥を意図していないと強調し、「日本のルールは当然守る。日本の文化や価値観を尊重する」「日本の社会にも貢献しようとお考えの外国人であれば私たちは大歓迎」であると述べた。

一方で、現状はそうではないという現実が川口市にはあると指摘し、この状況を改善するためには「政治家を変えないとダめだ」と有権者に訴えかけた。埼玉県の投票率の低さに触れ、「3割ぐらいしか投票に行かないという選挙では現状は改善することができません」と投票の重要性を強調した。

私たちガスローンに抱えている豊かで強い国にしていくのは皆さんお1人お1人」と述べ、国民一人ひとりが「この国を愛してそしてこの国を豊かで強い方向に持っていく。その気持ちを持ちながら家族と仲良く、そして家族のために働き、子供さんたちは一生懸命勉強をして、そのように生きてく社会になれば日本は黙っていてもどんどん経済成長して豊かで強い国になるでしょう」と、日本のあるべき姿を示した。

有本香氏の川口市での訴えは、外国人問題という一見デリケートなテーマを、日本の政治のあり方、ひいては日本の未来と結びつけて論じるものだった。特に若い女性の「体感治安」の悪化という具体的な問題提起は、多くの市民にとって無視できない現実である。

はたして、有権者はこの訴えに応え、現状を変えるために投票行動を起こすだろうか――。日本の将来は、私たちの選択にかかっているのかもしれない。

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